2015年7月9日(木)
いつもなら梅雨の終わりを感じさせるしおれたアジサイの花が、今年は雨で腐っているようにしか見えなくて、私自身も小さな枯枝をちびちびと切りながら、雨の中じんわりと腐りかかっております。
いたって地味な作業はブログネタになり難く、色の無い地味な風景を写真の収める気にもならず、防水機能がついているはずの携帯画面は液晶の中から曇っています。
じつにテンションが上がらない。
そんなときは直面している農業界の問題や、新しい技術論とか新しい販路の拡大とかこれからの進むべき道など、深く掘り下げた考察により自身のスキルを磨くべきと思いつつも、ブログのパクリネタを探してネットサーフィン(死語)しながら、あらぬ方向に流されてすっかり迷子になったり、来客数の少ないサイトのさらに「注文しづらい」の意見を参考に改善を試み、スタイルシートをいじくりまわして全体をめちゃくちゃにしてしまったりと、じつに無駄な時間を過ごしております。
枯れた枝は固くなりカビ菌を含んでいて、柔らかい果皮に触れるとキズの元になります。枯れ枝や落ち葉には小さなカタツムリも集まって来て、枯れた枝葉のついでに果実の皮もかじってくれます。小さなかじり痕は収穫後の腐敗原因になるので出来るだけ除去しておく必要があるのです。
小さな枯枝をちびちびちびちび切り落としながらカタツムリをデコピンで弾き飛ばしていきます。
マルチシートの上に枯れ枝とカタツムリの落ちるパタッパタッという音。それをかき消すように時々強く降る雨の音。
ほんま、テンション上がらんわあ ()´д`()