露地栽培におけるみかんや中晩柑の現在状況。

2015年8月15日(土)


久々の雨予報に身構えていたら、「まさかの1分」だけ降雨でした。0.5mmくらい降ったかしら(^_^;)
手動で潅水している極早生みかんはともかく、その他の露地栽培品種には厳しい日が続いています。

北東農園で栽培している露地みかんや中晩柑(雑柑とも言います)などは、「不知火」を除き根の張りが強く、少々の干ばつには動じない品種が多いのですが、晴天および高温が4週間近くも続けばさすがに疲れの色が見えます。

こんな状態になるのは何年振り?。私が就農して十年以上たちますが、露地物に水やりをしたのは2回だけです。7月の長雨のことを思うと極端な樹勢状態の変化に不思議な感じもしますが、どうも5月下旬に3週間ほど雨が降らなかったせいで新根が発生する時期に発根不良に陥った為ではないかと自己分析しているのだけど、違うかなあ。

ちなみに「不知火」は立派な風体に似合わず根域が浅いため、干ばつの影響を受けやすい軟弱体質な品種です。温州みかんと違って夏場に潅水で果実を肥大させておいて、秋口から徐々に糖度を上げていく栽培方法をとります。
週一で潅水しているので葉色が濃く生い茂り、ひとりだけ涼しい顔をしているため、その木陰が猫の恰好の昼寝場所となっています。

露地栽培みかんの場合は夏場の乾燥とともに、相対的な雨量によって味が決まってしまうため、樹勢が戻るほどの潅水をした後に大量の雨が降るようなことがあってはいけないので迂闊に潅水に走る訳にもいかず、かといってこのまま干ばつが続くと枯れてしまうという、わりとギリギリのところでの判断状況となっています。

マルチシート設置区の樹勢脆弱樹の摘果作業に追われながら、横目で露地物の潅水の段取りに頭を悩ませながら、猫はノンキで良いのお~!とかぼやきながら、天気予報の2日後に付いている傘マークの本気度を推し量っておる次第でございます。