極早生みかんの生育状況

2015年8月9日(日)


梅雨が明けてから3週間近く経ちますが、三重県熊野地方は晴天が続いていて、みかんの樹には順調にストレスが掛かってきています。
特に極早生みかんの場合はこの時期のストレスぐあいにより糖度の乗りが変わってくるので出来れば雨は降ってほしくなく、人の手で水分管理をしたいものです。

葉っぱの色や角度、実のしなびぐあいを見ながら潅水のタイミングを見計らいます。この時期はまだ樹勢(樹の元気度)に差があり、潅水の必要がない樹も多々あるので樹勢の弱ってきた樹から順に個別に水やりをしていきます。

「お願いです水を下さ~い! このままじゃ枯れちゃう~ ヽ(TдT)ノ」

と言っている樹に

「ちょっとだけよ~♪」

とか言いながら(実際に言ったりはしませんが)1-2ℓほど(本当にちょっとだけ)株元のマルチシートの隙間から流し込んであげます。

「おいらにもおくれよ~(T^T)」

と言ってくる元気そうな樹には聞こえないふりをします。

そんなかんじでホースを引きずりながら、極早生みかんの生産樹約1500本を一日おきに巡回します。樹勢の弱った樹の現状維持を図りながら樹勢の強い樹が弱ってくるのを待ちます。

そうして日々水やりをする樹が増え、ほぼすべての樹のストレスレベルが基準を超えたところでやっと点滴潅水装置の出番です。コックを捻るだけで全体に均一に水やりが出来るので手間が一気に減ります。

昨年は梅雨明け後、速やかに点滴での潅水に切り替えられたのですが、今年は梅雨時の長雨のせいで樹勢強めな樹が多く、今だ手作業での潅水が続いているのです。

そんななかでも

摘果

「水補給だけじゃ間に合わない~!枯れちゃう~ (T^T)」

くらい樹勢の弱ってきたものは、潅水と同時に摘果で実の数を減らす合わせ技でストレスを和らげていきますが、要摘果の樹が急増して少々慌てる状況となっています。

暑くて動きは散漫になるなか要救助者の数が増続けているわ、冷蔵庫にビールを補充しとくのを忘れるわ、それなのに大阪までサッカー観戦に行くわ、ゲリラ豪雨で試合開始時間が遅れるわ、敗戦寸前の後半アディショナルタイムで引き分けに持ち込んでくれるわで、もはや現場は大混乱です。

疲労困憊でございます。

2015-08-08-1