「レモネード」の販売お知らせです。

「レモネード」の販売お知らせです。

2022-05-20


そろそろ梅雨ですか?というくらい雨の日が増えてきました。
そういえば昨年も同じような天気だったような気もするし、防除作業が途中で止まったままじんわりとカビてきている花びらの残骸を眺めていると、これからの防除体系など考え直さないといけないなあとか考えてしまいます。

まるかじるレモン。

雨の合間を縫ってシーズン最後の「レモネード」を収穫しました。

いつもより2週間以上遅い収穫となりましたが、収穫を遅らせたからと言って特段美味しさが増したということもなかったです。笑
まあ、雨が続いたのと作業に追われて収穫が遅れたというのが理由なんですけどね。。

Lemonade Lemon

正式に品種登録がされているわけでもなく栽培もほとんど行われていないため、ネットで調べても情報がほとんど得られない謎の品種です。
10年くらい前にコメリでたまたま苗木を見つけて、なんとなく買ってみたというのが栽培の始まりです。

「レモネード」はニュージランドで1980年代にレモンとマンダリンオレンジとの掛け合わせで作られた品種と言われています。

「言われています」と書かれているとちょっと怪しい気もします。(笑)
ちなみ外国では温州みかんをマンダリンオレンジと呼んでいます。

「レモン・レモネード」「スイートレモネード」「レモネード」と、さまざまな名前があり、原産のニュージーランドや他の海外では「レモネード・レモン」などと呼ばれているらしいですが、これらが同じものなのかどうかも良く分かっておりません。

通常のレモンと比べると少し小さめで丸い形をしていて、大きいサイズのものは頑張れば手で剥けます。
レモンですが酸っぱくないのでそのまま食べられます。
味はレモンから酸味と苦味を取り除いたような感じで、一言でいうと昔(?)喫茶店で飲んだレモネードドリンクのお味です。懐かしい初恋の味です(笑)。
甘さはさほど感じませんが、シャキシャキした食感と爽やかな後味が、食べて気持ちいい柑橘です。そのまま食べても良いですが、サラダに和えたりヨーグルトに入れると風味が引き立って美味しいと思います。

今年の出来栄え。

相変わらず生産量は極めて少ないです。その中から販売基準に満たないものを除くと、果たしてどれくらいのお客様の手にお渡しできるのか不安ではありますが、この珍しいレモンのお味はぜひ一度お試しいただければと思っています。

食味レベル:3(昨年と同等)

*私ではありません。

食味レベルについて

当農園では糖度測定器を備えていないため、糖度などの数値は明記していませんが、お買上げの目安としてその年の平均食味レベルを5段階で表しています。 レベル3を販売基準とし、それ以上に関しては区別しません。また、レベル2以下のものは販売いたしません。

※ あくまで当農園内での食味基準です。他農園や他品種との比較ではありません。

「3種混合お試しセット!」を作りました。

現在販売中の「はるか」と「レモネード」それに「津之香」という品種を各数個づつ詰め合わせたセットです。

それぞれの特徴などはOnlineShopでご覧頂くとして、ホームページを開設して10年近く経ちますが「津之香」という品種名はおそらく初めてお目に触れるのではないかと思います。

津之香-つのかおり-

ほとんど知られていない柑橘ですが、品種登録から30年ほど経つ比較的古い品種です。寒さに非常に弱く、本州で最も温暖と言われる熊野地方の中で、おそらく最も寒くない北東農園の園地でも数年に一度寒害を受けます。
隔年結果性(一年おきに豊作と不作を繰り返す柑橘の性質)が強く、天候によって食味が不安定になりがちということで、全国的にもほとんど栽培されていない品種です。当園でも今年を最後に伐採することになりました。

そんな中、引退試合でホームランが出るのはよくある話でして、「おれはまだまだやれるぜ!」感を出してくるわけですが、「いやいやアンタ今まで10年間ノーヒットだった訳だから、、」というGM(私ね)の決断は間違っていないと思うのです。

最後に頑張る姿に名残惜しさも感じますが伐採です。でもせっかく美味しく出来たのでお客さんに食べていただけましたら!

ということで、

2.7kg箱に「はるか」「レモネード」「津之香」を各数個づつ入れた詰め合わせセットを作ってみました。
少ない箱数なのでお一人様1箱の限定販売となりますが、普段あまり口にすることのない珍しい品種ですので、この機会に是非お試しいただければと思います。

これで今年の柑橘シーズンも終了となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。