2016年7月5日(火)
7月に入った途端、連日猛烈な日差しにさらされております。
このまま梅雨明け? まさかそんなことはと思うのですが。
しかしこれだけ急激に環境が変わると、体力的になかなか厳しいものがあります。昨日も異常に体温が上がってきたのを感じたので、木陰に入ってしばらくボ~~ってしながら
「すぐに体の中が熱くなってくるなあ。体力落ちてきてんのかなあ。やっぱ歳のせいかなあ。」とか思っていたら、
夕方のニュースで言ってたんですけど、三重県南部で38.6℃だったそうです。
ミネラル補給
夏場になると頻繁に足が攣りそうになります。特に夕方から夜寝ている時まで常に「こむら返り」寸前の状態です。
これは発汗によりミネラルの欠乏が起きている状態であり、補給するのは水分だけではなく、塩分や他のミネラルも必要なのだそうです。
そこで登場するのが「梅干し」です。この日本人のソウルフードは、塩分の他クエン酸やミネラルが豊富な総合サプリメントなのですね。
大きめの4Lサイズで、塩だけで漬け込んでいる昔ながらの「白干し梅」を昼食時に1ヶ。足りないなと思ったらもう1ヶ。
子供の頃から食べているこの「白干し」こそが梅干しであり、味の付いたのやら(いや、それはそれで美味しいかな。)「減塩梅干し」なるものが主流になっているのが残念でならんわけです。
実際はスーパーとかに行っても、この「白干し梅」が売っていないということに残念がっているだけですけど。
梅干しを熱く語り出す。
江戸時代の頃は、塩による防腐効果を利用するために3割塩が普通だったそうですが、(おかげでその頃の梅干しがまだ食べられたりするらしい。)現在のはだいたい2割くらいの塩分濃度だそうです。
防腐効果とともに、梅干し独特の旨味はこの塩分濃度と関係していて、あまり減らしてしまうと旨味が出なくなります。
減塩梅はそれを補うために調味料を加えているので「梅干し風味付け梅(要冷蔵)」ということになります。
効能としてはさまざま言われているので割愛しますが(そこはぜんぜん熱くないのです。)問題はやはり塩分の摂り過ぎが心配されるところです。
塩分摂取量制限している場合を除き、健康体でさらに夏場ともなれば塩分はより必要なわけですよね。そこでこの塩分の種類にも注目すべきではないのかと思うのです。
昔読んだ農業書の中でこの梅干しの話が出ていて、
「梅と一緒に漬け込まれた塩(塩化ナトリウム)はクエン酸や梅に含まれているアミノ酸とと合わさることで、単なる塩化ナトリウムでななく・・・
(中略)・・・
体に良い・・・
カルシウムの吸収やその他アミノ酸の・・・
(忘れた)・・・
だから塩分に関してはあまり心配しないで良いのだ。そもそも1日に10ケも食べる人はいないでしょ。」
というのを喜んで真に受けているのです。
実際これを食べて足の痙攣が収まったのでハッピーです。
え~、つまりそういうことなので、昔ながらの濃い塩の「白干し梅」も普通にスーパで売っててほしいなあということで。
先日行なった「みかんに葉面散布でアミノ酸を」という記事を書くつもりが、まさか梅干しの話で終わろうとしています。
近日書き直します m(_ _)m。。