ブラッドオレンジの収穫-2019年版。

2019-03-09


今年もブラッドオレンジの収穫時期を迎えました。

冬のあいだブラッドオレンジのような小さめの果実は、寒さや鳥の食害や果皮の退色防止のために 「サンテ」と呼ばれる黒いストッキングのようなものを被せています。

これをすべて取り外してから収穫を始めるのですが、オレンジ色や黄色の果実を見慣れているせいで、この真紅の果実が景色の中に突然現れると違和感を覚えずにいられません。

収穫のタイミング。

このブラッドオレンジは、「モロ」という2月中旬から3月にかけて収穫される早生品種で、熟期が来ると自然に落果を始めます。
栽培を始めた当初は管理マニュアルというものがなく、他のオレンジ系統の栽培経験もなかったので、この落果問題に随分と悩まされたものです。

「熟したら自然に落ちる」という至って当たり前の生理現象なのですが、落ちたのが昨日なのかひと月前なのかが分からないから、拾い集めて売るという訳にはいかないし、ヘタ(果実と枝をつなぎとめている部分)の劣化を防ぐために「調整剤(植物ホルモン)」を使ったりしてもやっぱり落ちるので、結局は「落ち始めたら猛ダッシュでとり切る!!」という方法が一番のようです。

日本では本格的な栽培が始まって間もないためまだまだ希少品種な扱いですが、独特の香りと際立つ食味は、これからポピュラーな果物になっていけば良いなと思います。

北東農園での収穫量はだいたい400kg弱で昨年と同じくらいです。増産を急がないと。

販売準備が整いましたら改めてお知らせさせていただきます。