2014.5.13
先日から続いている防除作業は、まだ満開になっていないところがあるので少し手を休め、その間に施肥をしておきます。
今回の施肥作業はミネラルの補給として、以前やったカルシウムとマグネシウム以外の、比較的必要分の少ないマンガンやホウ素、ケイ酸などを総合的に配合したものを使います。
ポテトチップスより少し大きめの袋ですが3kgあります。これを10aあたり2袋を施用していくのですが、 10ℓのバケツに半分ちょっとの量なので、樹1本1本撒いていくというよりは「花咲爺さん」方式で偏らないように放り投げていきます。一粒が重いので葉っぱなどに引っかからず地面に落ちてくれます。
ミネラル。何がどれだけ必要なのか?
数多くのミネラルが土壌中に存在していて、作物はそれを根から吸収して、それぞれ影響しあいながら、組織生成や成長に関与しているというのはなんとなく分ります。
ミネラル=微量要素といわれるくらいなので、窒素やカリウムやリン酸などの多量要素に比べ、少し不足気味というだけでは見た目の影響が出ないものです。
そもそも微量要素なんて有機物が充分土に還元されている日本では不足することはないから、欠乏しているとすれば根が微量要素を吸収できない状態になっているのだ。という意見や、
土壌診断を受けて過不足をしっかりと把握してすべて健康値にすることこそが、健全で美味しいみかんをつくる方法なのだあ!とか。
実際はどうなんでしょう。子供の頃、背が高くなりたくてたくさん牛乳を飲んだけど結果は出なかったじゃないか!というのと、
これで飲んでなかったら、もっとミニマム身長だったかもしれない!それと、
将来、骨粗しょう症にはなり難いのかなあ。という期待。
美肌自慢はみかんをたくさん食べているからです!といいながら
柑橘系な爽やかさは大いに欠けているけどね。という事実。
だんだん何いってるのか分らなくなってきたけど、つまりは、収穫して持ち出してしまった分くらいは補給しておいたほうがいいかなあ。という程度にしておいて、不具合を感じれば即座に修正!を基本理念とします。
結局あまり理解できていない。ということです。難しいです。