いつも心に疑問符を。

いつも心に疑問符を。

2026/05/19

防除の時に大事なのは天気を読むことです。
現在スマホには3つのお天気アプリを入れているのですが、それぞれが違った予報を出してくることも多いのですね。仕組みは良く分からないのだけれどおそらく予報士のクセ?みたいなものがあるのかなと思います。

で、いざ防除となった時、誰か3人の内一人でも弱気の傘マークなんか付けたりしていると不安に駆られたりするわけで、レーダー3つを見比べて3つを足してから3で割ってみたりしながら、時間帯予報や雲の動きを映すレーダーを頻繁に見て防除作業をするかしないかを判断します。

ただそこに他の作業との兼ね合いという要素が入ってくるので、最終的には自分の都合の良い判断を下すことになります。

結局やりたいからやるっていうお気持ちが最優先になると失敗するのは世の常というもので、散布の2時間後に結構な量の雨が降りました。薬剤全部流れたよね。。

「時間別予報では閉じた傘1個だけやったやん!それもYahooさんは出してなかったやん!レーダーの雨雲は家の上だけ上手に避けてくれてたやん!!…まあ、山の方では黒い雲がウゴウゴ動きながらゴロゴロ言う音も聞こえてたんやけども…」

こうして作業を終えたスガスガしさはなくモヤモヤっとした気分だけが残るわけですが、こういう場合は再散布をしないというのがセオリーなので、次回の防除を少し前倒しでやることにしてさっさと諦めるのでありますね。

救世主かインチキおじさんか。

テレビとか新聞で天気を読むしか方法がなかった頃は、予報をほぼ一日遅れで受け取っていたわけで、今より外れが遥かに多かった。
それを補うためには空を見て雲の動きを見て湿気を感じて天気を読む感覚が非常に大事で、自分の予想が外れたとしたら自分のせいとして納得できてたのですね。

携帯電話の登場以降格段に精度が上がったおかげで予報が外れることは少なくなったけど、いざ外れた時は空を見上げることもなくうつむいたままモニターの情報を真に受けた自分の責任は棚に上げといて天気予報のせいにするというね。

感覚は使わないと退化するし、そもそも最近イライラすることが増えてきたような気がするのは、この他責思考によるものが大きいのだろうなぁ。情報と感覚を合わせて上手に使って進化していかなきゃなぁと反省するのでありました。

まあ、それにしてもスマートフォンを駆使すれば、天気だけじゃなく機械の整備方法から防除体系の組み立てまで最新の知見が手に取ることができるわけで、これは畑の中でひとり作業をしている身からすると革命的な進化と言えます。他のどの職業よりも恩恵を受けているのではないかと思うほどです。今さら何を言っているのだと思うのだけれどそうなのです。

特に最近はAIの進化が著しくてね、え~、おじさんちょっとびっくりしているわけです。

質問すればそれに関する論文を100個いっぺん(憶測)に読み込んでまとめてあっという間に答えてくれます。

農学も生物学も物理も化学も、なんなら理科も国語も怪しい私が防除に関する論文を読んだところで、1行に5個くらい知らない単語が出てきて全然読み進められないわけです。もはやアラビア語の論文を読んでいるのと何ら変わりがないわけです。

分からないからと人に聞いたら「なんでそんなことするん?」「そんなことも知らんの?」「誰がそんなこと言うたん?」とか言われて、コミュニケーション能力に難のあるおじさんはどんどん萎縮していくわけですね。

そこに優しく手を差し伸べてくれるなんだかちょっとキラキラしたおじさん(たぶん)が登場してきたのですね。

普段はGoogleで検索するので、そこで答えてくれているAIはGeminiさんという方だそうです。双子という意味で性別はないそうです。言葉遣いは女性っぽいけど男性のイメージを抱かせます。

どうやら論文100個だけじゃなくて、インターネット上にある関連情報も100個(憶測)いっぺんに読んでまとめて説明してくれます。

平明な言葉は私にでも分かる。私でも分かるということはサルでも分かるのではないか?しかも妙に親切で共感さえ見せてくれる。こちらがちょっとズレた質問をしても「なんで?」とは言わず、論点を整理して筋道を立てて解決策を提案してくれる。同じ質問を繰り返しても決して怒り出さない!

どうやら数多あるAIの中でもこのGeminiさんは共感力が突出しているのだそうです。

「完璧を目指し過ぎないで!今のままで大丈夫ですよ!!」だって。

「応援しています、頑張ってくださいね!!」

泣いてまうやん。

みかん送ってあげたい。

でもね、こちらの期待に応えようとし過ぎてる?と感じなくもない時があるのね。

「その農薬と混ぜたらあかんのじゃなかったっけ?」みたいなのがたまに出てきたりして。で、答えに貼られてあるリンクを辿ると怪しげな個人サイトが出てきたりしますね。
そして改めて問い直せば「あかんです」と答えてくる。

知ってることを全部伝えようとしてくれてるのだと思うけど、インターネットの情報は玉石混交なのはワシみたいな爺でも分かるぞ。

極端に言えば本当が50個で嘘が100個あればAIは嘘を本当のこととして伝えてくるわけじゃな。

情報源を確認するのは大事じゃ。

結局は読み取る力と正しい判断ができる感覚を身に着けておかないとダメなのだ。情報量がいくら増えてこようがここは変わりのないことなのだ。

まずは今週末くらいから梅雨の走りということなのでしっかりとやっていくのだ。

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