2015年8月17日(月)
めずらしく連続でのブログ投稿ですが、数日前に書いていた記事「露地みかんにおける・・・」をアップし忘れている間に雨が降るという、まさにせっかくの記事が(たいした記事でもないけど)雨によって水の泡になるのを防ぐために、半ばごまかすような記事を慌てて書いて同日投稿しました。・・・という 笑
約4週間ぶりに降った雨がまさかの16日ということで、熊野花火大会はあえなく順延となりました。
台風のような豪雨はマルチシートの上に溜まった枯葉を押し流し、軒下の洗濯物をすべて吹き飛ばし、自家用野菜をへし折って今後の食糧計画を台無しにし、瀕死寸前のみかんたちは息を吹き返しました。
ただ、一度の雨にしては大量過ぎたし、しかもカミナリを伴っていたので、みかんにどれだけ影響があるのか様子を見る必要があります。
カミナリを伴った雨が降るというのは、空気中の窒素が電気分解されて雨水に溶け込んだ状態で、ごく薄い液体窒素肥料を散布したのと同じなのです。
樹勢が弱り過ぎたみかんには恵みの雨となったわけですが、全体的には着実に進んでいた歩みが、少し戻ったことになります。
この時期に多くの水や少量とはいえ窒素の補給をしてしまうことは糖度上昇を阻害することにもなるので、長雨にならないことを祈りつつ、再び雨前の樹勢に戻すような管理をしながら次の潅水タイミングを計ります。
一日一歩づつです。三日で散歩です。ワンツーパンチです。
はたして美味しいみかんになりますでしょうか。
歌が古過ぎです。 笑