2016年2月28日(日)
あっという間に2月も終わりだなあと思っていたら、今年は1日おまけが付くのですね。ちょっと得した気分です。
春がやってくると中晩柑類が次々と収穫時期を迎えます。
うちの農園はやたらと品種が多く、なかには収穫量が数十㎏から数十個なんていう市場への出荷が難しいものもあって、それらは直接お客様に声をかけたり自家消費となっていきます。
先日の「はるみ」も全収穫量数十㎏、ほぼ完売することができました。お買い上げ頂いたお客様ありがとうございました。
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「モロ」の収穫です。
そんななか、「Arancia Rossa di Sicilia」(シチリア島のレッドオレンジ)と呼ばれるブラッドオレンジの「モロ」が収穫時期となりました。
数あるブラッドオレンジのなかでも最も赤みが強く、オレンジというよりはベリーに近い味がします。
赤いと言っても果皮、果肉ともにすべてが赤いというわけではなくまだら模様です。
果皮に関しては日光が強く当たる場所が退色するみたいで、果肉の方は土壌の乾燥状態に左右されます。
ただ、色付きと味にはあまり関係性がないようで、どれを試食してもほぼ一定した食味です。
この「モロ」はベリーのような味がするということもあって、酸味を強く感じる状態のほうが風味が際立つ性質があるため、(今年はじめて気づきました w)昨年より早めの収穫です。
「すっぱーい!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、今年はあえてこれで行ってみようと思います。
当サイトでの販売は近日予定です。
ちなみに私の好きな食べ方はリンゴのようにナイフ(もしくは剪定バサミ)で皮をむき、そのまま丸かぶりです。恵方は特に気にしません。
口いっぱいに風味が広がり、気分は春爛漫です。
ちなみに突き刺したフォークはいつも持ち歩いているわけではなく、写真撮影用に畑に持って行ったものです。
ちなみに食べたあとは口の周りをキレイに拭っておかないと仕事帰りの吸血鬼に間違われる恐れがあります。