2017年6月27日(火)
曇天が3日続くと青空が恋しい。
さして大きな雨になっていないので、畑に出て静かに濡れながら枯れ枝を切り落としております。
枯れ枝をそのままにしておくとカビが繁殖し、カンキツ黒点病を発症してしまうので、こまめに手入れをします。
その合間に無事散髪も済ますことが出来ました。と、無意味な報告をして字数を稼ぎつつ、現在の生育状況の報告です。
極早生みかん(日南1号):直径約2-3cm
温州みかんは品種にかかわらずほとんど同じで現時点では区別がつきません。
ブラッドオレンジ(モロ):直径約2cm前後
熟期が来年の3月頃とあって、みかんに比べると小ぶり。
円形から縦長円の形はひと目でオレンジ系統と分かります。
不知火:直径約3cm
特徴的なデコ(頭の突起)も出来つつあり、これもひと目で不知火と分かります。
春から夏にかけて多くの水を必要とする品種なので、梅雨の雨を一番喜んでおります。
ちなみに果皮や葉っぱについている白い斑点は、先日散布した殺菌剤で、枯れ枝に出るカビを抑えてカンキツ黒点病の発症を抑えます。
薬剤はしばらくすると紫外線や雨によって効力は消えてしまうのですが、枯れ枝の除去によって物理的にカビの発生源を減らす(耕種的防除といいます)という複合技を使うことで、効果的に樹と果実の健康状態を保ちます。