「はるか」の収穫を始めました。

「はるか」の収穫を始めました。

2024-04-19

久しぶりのブログ更新です。
まずはお詫びから。
「不知火」の販売を始めたばかりですが、早々に売り切れとなってしまいました。
購入を希望しながらお買い求めいただけなかったお客様には大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

極端に収穫量が少かったこと、しかもそれが極端に小さいイレギュラーサイズだったことを考えると、果たして販売すべきではなかったのではないか?と、後から考えてしまったことを言い訳がましくここで書いてしまうくらい落ち込んでおります。
ひとえに私の技量不足によるものです。次作に向けては今まで以上に努力し増産に取り組んでまいりますので、これからもどうかよろしくお願い出来ればと願うばかりです。

春風薫る

とは言いながら4月も下旬に入り気温が高くなってくると、落ち込んでるヒマもなく次から次へとやるべき作業が湧いてきます。

天気予報を見てると早くも梅雨入りなのか?というくらい傘マークが並んでいて、防除どうすんのこれ?!状況の中、雨の前に「はるか」と「レモネード」を収穫してしまわないといけないっ!!

ということで今シーズン最後の柑橘の収穫を始めました。

この「はるか」については元々酸味がないので適正な収穫時期というのが曖昧で、文献によると着色が済んだ2月中旬に収穫して貯蔵するらしいのですが、それに習って当園で試した時は、収穫時にはあまり美味しいとは感じず、その後倉庫で貯蔵中に大量の腐敗があり、残った物についても食感があまり良くなく、結局「美味しくなるまで成らしといたらエエやん。」というお決まりの答えに到達いたしました。

当然樹に成っている期間が長くなれば樹は弱るし樹上での腐敗や鳥による食害やカビ菌の害も増えるのですが、家族から「みかんなんか全部引っこ抜いてはるかに植え替えろ!!」って言われるくらいしっかり美味しいものが出来るので、「不知火」と同じく樹上完熟方式を採用しております。

まあ、正確に言うと3月下旬頃から味は変わらないので収穫が4月中旬である必要はないんですけどね。

人手がなく倉庫も狭いので「不知火」が終わってから「はるか」の収穫を始める段取りとなっています。

こちらはある程度の収穫量が見込めるのと、見た目が酸っぱそうとか果皮が固くて食べづらいことから、さほど注文が入らない商品となっておりますので、余裕を持ってご注文いただけるのではないかと思っています。(こんな紹介の仕方で良いのか?)

レモン・レモネード

あともうひとつの「レモネード」の方ですが、一昨年の台風で近くの杉の木が倒れてきて「レモネード」の樹が下敷きになってしまいまして、ただでさえ少ない収穫量がさらに少なくなり、未だ回復の兆しが見えておりません。

「不知火」と同じく販売するかしないかの判断を迫られておりますが、これもたいした注文が入るわけでもない商品なので大丈夫かもしれません。(良いのかこんな紹介で)

一週間ほどで販売のお知らせができると思いますので、しばらくお待ちくださいませ。