雨の合間を縫って。

雨の合間を縫って。

2023-03-27

一雨ごとに春の匂いが濃くなってきました。気の早い樹には早くも蕾の付いた芽が出始めています。
街路の桜ももうすぐ満開を迎えようとしていて、久しぶりに花見も良いななどと思ってはいるのですが、こうも雨が多いと仕事が滞りがちになって、呑気に花見なんかやってる場合ではないのではないか?などと考えたりもします。

先週から続けている苗木の植え付けが現時点での主な作業なのだけれど、水分をたっぷりを含んだ土をいじるとネチネチとした泥団子状になって生育によろしくないので、雨の日は植え付け作業は中止して剪定や草刈りなどを、雨が上がって土が乾くと植え付けに戻るというように、短期間では終わらないいくつかの作業を同時にすべて中途半端な形でこなしていると少しづつフラストレーションが溜まってくるわけで、これはもう花見に行ったりしっかり休みを取ったりして気分のリフレッシュが必要であるなぁ。などと考えております。

とりあえず今は芽が出始めてきた苗木の植え付けを早急に終わらせておきたい。本当は芽が出始める前に終わらせておきたかった。芽が出ると次は根っこが活動を始めるので、その時には大地の上で落ち着いた気持ちで活動してもらいたい。のだけど間に合わないから仕方がない。。

こちらは「尾崎中生」120本の落ち着き先です。ちょっと離れた区画で120本がすでに生産を行っているので倍増することになります。
マルチシートを敷く栽培方法のため、きっちり2mの畝間で平行に植える必要があるので測量は慎重に行います。

1畝に20本植え付けるので6筋畝立てをして、

土まみれになりながら夢中になってやってたので途中のお写真はなしです。で、雨の中断もあり4日程かかって完了です。

えーっと、苗木が16本足りません、、、

よく考えてみるとこの区画、他のところより畝が長いのをすっかり失念しておりまして、穴を掘りながらそれに気づくというね、、

不足分を手配するかこのままにするか、、このあと「レモネード」と「モロ」の植え付けも残ってるし、、、

、、、

とりあえずそのままにして(中途半端だなぁ)次の「レモネード」区に向かいます。

「レモネード」の落ち着き場所は、当園で一番奥まったところにあるちょっと陽当りの悪い場所です。
風通しも悪く、普通柑橘を栽培するには悪条件の場所なのですが、試験的に栽培してみてどうも「レモネード」には好条件だったようです。

一般的じゃない品種なので苗木の確保が難しく、昨年ネットで探し回ってなんとか5本確保しておいたものをここに植えます。

こちらはマルチシートを使わないからアバウトな植え方でOKなので適当な間隔でざっくりと穴を掘る、、

一太刀めで折れました。。

柄えぇぇ?!

です。

コメリに買いに走ります。。。

え?

あった、、、

6本増えました笑

ばんざーい!!

もちろん柄は買い忘れました。