みかんシーズンを前にして改めて北東農園をご案内。

2019-09-09


私が就農して十数年(正確な数字は忘れましたw)、おかげさまで最初は友達や親戚などごく少量から始まったみかんの直接販売ですが、口コミで少しづつお客様が増え、当オンラインショップや「うまいもんドットコム」などのウェブサイトを通じた販売も少しづつ広がりを見せてくれるようになりました。

最初は要領がつかめずに迷惑をかけることも多かった私に、辛抱強く成長の手助けをしてくれたお客様や、お顔は分からないけれど電話やメールでのやり取りを通じて仲良くして下さる方々、お名前だけで常連さんだと分かる方々。そして北東農園の名前をどこかで知り、ご興味を持って下さっている方々に改めて北東農園について紹介してみたいと思います。

こんなところにあります。

本州でも有数の温暖な気候の紀伊半島南部、三重県の一番下。熊野地方または東紀州地域もしくは南紀などと呼ばれる所です。

地図


世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中にありながら、山深いイメージとは少し違った熊野灘を望む緩やかな丘陵地の中腹に北東農園があります。
みかんの一大産地である和歌山県有田地方とは直線距離90km(移動距離150km)と、比較的近いところにありながら地形や天候などが大きく違っていて、特産品種や味の個性に違いが見られます。 温州みかんを始めとした柑橘類の生産が主産業で、「年中みかんの取れる町」というのが我が御浜町のキャッチフレーズです。

窓から西側の風景
東に少し歩けば熊野灘

プロフィール

ピンぼけ(ニヤケ顔)笑

みかん農家の長男に生まれるも家業にはまったく興味を持てず、自動車関連、放浪、服飾販売、などを経て齢い40にしてやっとみかんを食べ物ではなく職業として手に取る気になる。
それから約十数年(思い出せないw)、四捨五入したら100歳。正確には56歳。
既婚、子供(女子)2人を社会に送り出すことになんとか成功しております。
栽培管理は老齢の父親と二人で行っていて、後継者がいないということで思うままに好き勝手な営農活動をしております。

作っているもの

作っているものみかん画像

園地総面積は90a、みかん農園としては比較的小さめです。
日当たりと風通しの良い南向きの丘陵地にあり、海岸に近く排水性に優れている土壌は美味しいみかん作りに適しています。

栽培内訳
  • 極早生みかん:60a
  • 早生、中生みかん:10a
  • 不知火:10a
  • ブラッドオレンジ:3a
  • その他の中晩柑を数種類。

熊野地方は極早生みかんの産地として知られていて北東農園でも主力品種となっています。
現在は早生みかんの比率を高めるため少しずつ改植を進めています。

栽培品種や収穫時期など詳しくは

収穫カレンダーへ

栽培方法

温州みかんについては、6月から収穫までの間マルチシートと呼ばれる防水シートを敷き詰め、水分ストレスを掛けて糖度を高める栽培方法を採っています。
土力が弱い土壌のためストレスを掛け過ぎると樹が枯れてしまうのと、元々温州みかんの持つ豊作と不作を繰り返す「隔年結果」という特性を利用して、一年おきに樹を休ませる「隔年結実法」という作り方をしています。

隔年結実法

また収穫までに冬を越す不知火などの中晩柑については、寒害のリスクが少なく比較的栽培しやすい土地柄と言えます。

ブラッドオレンジ

化学肥料及び農薬の使用について。

農薬

北東農園では化学肥料及び農薬を使用する「慣行栽培」を行っています。
長い年月に渡って生産を続ける永年作物の柑橘にとっては、樹を守るという意味において農薬散布は必要だと考えています。
また農薬自体の改良も進んでいて、安全性については「慣行栽培」=「有機栽培」=「自然栽培」であるという考えに基づいています。

使い方を間違えなければ環境に大きな影響を与えないとはいえ、労力の削減や虫たちの無用な殺生ををしないために適切なタイミングを見計らい、使用回数を減らすことは常に課題としています。

化学肥料

「有機栽培で作った農作物は美味しい。」とよく言われます。有機物の中には土中微生物の餌やミネラルやアミノ酸など、美味しいの元になる成分が含まれているためで、概ね間違いではありませんが、北東農園では有機質肥料を主体としながらも、有機物だけでは足りない成分を化学肥料で補うというスタンスを採っています。

安心と安全

安心や安全は付加価値ではなく当然でなければならないと考えます。
有機や減農薬などの言葉を安易に安心安全と結び付けてアピールはしないようにしています。
栽培方法にとらわれず「より美味しいものを確実にお届けする。」がモットーです。

お買物方法。

北東農園では作ったものを直接お客様にお届けするためにwebサイトなどを使った販売に力を入れています。

ネット販売だけでなくお電話やメールからもご利用いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

販売のお知らせをメールで受け取れます。

メールアドレスをご登録頂くと、販売開始のお知らせを受け取れます。
収穫が不定期なものや、収穫量が少ないものもタイミング良くご注文いただけます。
年に数回の配信なのでしつこくありません。登録解除も簡単ですので、ぜひご利用下さい!

秋本番まであと少し、10月に入れば2019年北東農園の収穫シーズンが始まります。
シーズン最初の極早生みかんが少しづつ黄色くなり始め、最終仕上げ段階に入ってきました。
今のところ味の善し悪しはまだ分かりませんが、少しでも多くのお客様にお届け出来るよう頑張ってまいりたいと思っております。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。