不知火の紙包み。

2019-01-17


不知火の袋掛けが終わりません(笑)。

理由は例年よりかなり着果数が多くて時間が掛かっているからなんだけど、それはとても有難いことなんだけれど、作業スケジュールが崩壊しつつあります。

中晩柑の袋掛けってだいたい12月中旬頃までに終わってるものですが、その頃の北東農園はみかんの収穫真っ最中。収穫が終わればマルチシートの回収や施肥やその他の年内収穫のものがいくつかあったりするのでどうしても時期がずれ込むのですね。

絶対的に品種構成が間違っておるわけです。

焦ったところで作業スピードが上がるわけでもないし、遅くなるほど鳥害のリスクは増えるし、すでに収穫が始まっていようかという時期なので、ココはひとつ今までの「樹上完熟方式」を一部変更して「樹上完熟方式及び早期収穫からの貯蔵方式併用式」を取り入れてみることにしました。

それ、以前に失敗してるやつ・・・。

そもそも北東農園が「樹上完熟方式」にしているのは、貯蔵が上手くいかず毎年多くの腐敗果を出していたことに始まります。そのあたりは以前の記事「不知火はいまだ樹の上に。」にて書いていますので良かったら読んでみてください。

樹上完熟と貯蔵完熟って?
  • 樹上完熟:食べ頃になってから収穫をすること。(冬を越して完熟する品種については、寒害や鳥害のリスク及び樹体への負担が大きい。)
  • 貯蔵完熟:柑橘類には収穫後に減酸や増糖するものがあり、樹上完熟のリスクを避けるため早期に収穫を行い、食べ頃になるまで倉庫などで長期間保存すること。(貯蔵中の管理が難しい。)

 

今年の不知火は(あくまで現時点ですが)なぜだか果皮の状態が非常に良く、糖度、酸の抜けともに仕上がりに近い状態なので、数年前の二の舞にはならないような気がしています。(あくまで気がするだけですけど。)

なにより収穫量が多いので多少の失敗を恐れず済むし、樹上完熟と併用することで販売期間を長く出来る可能性があるというわけです。

貯蔵品と樹上完熟品の食味の違いなどを実際に確認したことがないので、どのような形でお届けできるのか今のところ分かりませんが、お客さんへの直接販売に関してはあくまで販売基準に厳格に従って行われます。

順調に行けば先に貯蔵品を2月中下旬頃から販売する予定です。どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。