みかんの生育状況。

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ここのところ夜10時には寝てしまいます。
ホントは週2回のブログ更新を目標にしているのだけれど、すっかりしていないことになっているのは、ネタがないわけではなくサッカーのワールドカップのせいです。

断じてそうなのです。

そんななかで、日々みかんの幼果はスクスクと大きくなっています。

2014.7.6-1

直径約4cmくらいになっています。

切ってみるとこんな感じです。

2014-07-08

果皮の中で少しずつ実が形作られてきています。
じょうのう(中の袋)より先に小さなつぶつぶが出来てきて、なんとなくみかんぽくなってきました。強く握り潰すと、少しですが果汁も染み出してきます。
これを「水入り」といって、時期が早いほど糖度が高くなるんだよと教えられたのですが、毎年あまり変わらないような気がします。

この頃から週1で大きさを測り続けて、生育に遅れが出ていないか、逆に進み過ぎていないかを注意して観察していきます。
今3cmくらいある実は、10月の成熟期になると5.5-6.5cm位のS・Mほどのサイズになっていきます。

樹の状態はマルチ被覆以前よりは少しだけ葉色が薄くなってきているものの、まだまだ元気。
それでも樹勢によって少しずつ実の大きさに差が出てきていて、昨年の休ませている期間に樹勢を取り戻しきれていない樹は、養分供給が足りない分、1cm近く小さい感じです。

このような樹は摘果をして数を減らしておけば肥大が進むのですが、以前摘果し過ぎて大きくなりすぎるという事態になったことがあったので、もう少し様子を見ることにしています。

生産樹においては、前もって予測を立てて作業するのではなく、
樹を見てみかんを見て、要求された時に機をはずさず対応することが大事なような気がします。

多少小さくても「共同選果に要求されるM・Lサイズを作る必要はない。」
という割り切りがあれば、見えてくるものがあります。

というわけで他の生産者さんが摘果にいそしんでいるなか、遊休区の手入れをゆっくりとしながら、雨の中、合羽を着たまま座り込んで、

ちょっと寝てしまいました (。-_-。)

ワールドカップのせいです。

単調で退屈だからじゃないです ┐(´-`)┌