08/10/2014
昼前になって雨風が収まってきました。
風の音と叩きつける雨と波のうねる音、それと特別警戒警報と避難勧告が出ていたので結構身構えているなか、避難所には食事の用意はありませんという放送が、繰り返し繰り返し流れていたのは、きっとよほどの理由があったのでしょう。
ただほんの1kmも離れていないところで突風被害があったり冠水があったりしたので、ここのところ自然がだんだん極端になってきているのを実感します。
温暖化によって大気中の水分含有量が増えたことにより、雨量が多くなっているのだとか考えると、人間のしわざが係わっていることは間違いないのだろうなあ。
雨については、丘陵地で水はけも良い土地に家と畑があるので、
「避難するんだったら家に来る?」
というくらいであまり気にすることはないのだけれど、
逆に吹きっ晒しな場所でもあるので、風に対する心配があったのですが、
今回もなんとか被害はなく、樹が倒れることもなく、オンボロ倉庫は頑張ってくれたし、雨後のからっ風に飛ばされることの多いマルチシートも重石となる雨と同時に収まってくれて助かりました。
みかんに関しては、ほかのリンゴや梨のように風で落果することが少ないので、台風には比較的強い果物といえます。
葉や枝に擦れて傷が付き、そこから腐敗する懸念はあるのですが、これも収穫直前でなければ見分けがつくので対応できます。
果実への実際的な被害は、しばらく時間がたってから出てくるものなのでまだ判りませんが、風の強さからみても軽微に収まると思います。
でも他のところでの状況などを見るにつけ、被害に見舞われることなく台風をやり過ごせたことは、ただの幸運であるのは間違いないのだなあ。
楽しみに計画していたキャンプが中止になりました。
少しでもたくさん雨が降れば通行止めになる3桁国道を通って行く山深いダムの直下にあるキャンプ場に、直前まで行く気満々だったことはさておき、家の中にビール缶が溢れることになったおかげで、酒盛りはしばらく続きそうです。