極早生みかんの糖度的観測。

極早生みかんの糖度的観測。

2014.8.27

北東農園は柑橘しか作っていない農家なので、ずっと緑色の同じような写真ばかり続いております。
なのに8月21日付の花火の写真まで緑色を選んでしまっているのは何故でしょう。

もう少しするとオレンジ色が加わってくると思いますのでそれまでご了承を。

しかし、このままでは着色してくれるのだろうかと思うくらい天候が落ち着きません。

8月に入って一日中晴れた日が数回。
ほぼ毎日どこかで大雨警報が出ていて災害に見舞われるところもあることを考えると、贅沢言ってんじゃあないよ!
という気にもなりますが、美味しいみかんが出来る為には日光が絶対的に必要です。

今のところの状況は

おいしさの基準としていちばん判りやすいのは糖度です。
果樹の中に糖分が何%含まれているか、というのを表す甘さの目安になる数値。

極早生みかんでは毎年7月下旬から定期的にサンプルを採果して計っているのですが、今の糖度は7-9度。

北東農園の基準値から1-2度。梅雨明けから2ヶ月ほどほとんど降雨がなく、過去最高だった昨年に比べると2-3度低い数値しか出ていません。

大事な夏場の日照時間が極端に少ないことを考えると当然といえば当然なのですが、結構うろたえてしまう状況です。

かといってこればっかりは打開策なんてないわけで、水分が少し足りなくなるくらいに晴れた日が続くことしか、糖度を上げるすべはありません。(フィガロンとかの植物調整剤は考慮に入れません。)

うろたえることに何の意味もなく、そんなヒマがあったら手を動かします。

今年は着果数が多いので、たわわに実って下がってきた枝を麻紐を使って吊り上げていきます。折れそうなほどになっているものと、極端に小さな実を摘果しながら、枝と枝が被さっているのを引き離して風通しを良くし、出来るだけ果実に陽が当たるようにしていきます。

あまり丁寧にやっていると3ヶ月くらい掛かりそうなので、枝吊りの効果が大きい枝を選んで作業を進めます。

工業製品と違い、品物の出来に関わるいちばん大きな要素が、お天道様次第という宿命の「農の産物」ですから、その宿命を受け入れることにやぶさかではありません。

しかし今年は、あえて春先に着果調整のための剪定をせずに成るにまかせたこと、初夏からおこなう摘果作業をこの時期まで遅らせたことで、昨年までと比べて小玉で数が多い、いわゆる着果ストレスが十分かかった状態になっています。
このおかげで糖度の高いものと低いものの差がほとんどなくなりました。

少し天気が続くとすぐに成熟へのスイッチが入りそうな状態です。

昨年までの大きな課題だった品質の均一化に答えを見つけたような気がしています。
あくまで農の産物ですから、今年一回で分かった気になるのは間違いの元なので、慎重に慎重を重ねて試していく必要があります。

「石橋は自分で造ってから渡れ!」です。

収穫まであと1ヵ月半。
2-3度の糖度を取り戻すことは不可能なようにも思えますが、

そういえば昨年は7-8月にほとんど雨が降らなくて最高糖度をマークしていたのだけれど、9月に入ってから雨ばっかり降って、後半に糖度がほとんど上がらなかったのだなあ。

今年も今から雨が降らなきゃ挽回できるかもなあ。

よーし、がんばろ!

Positive Thinkingです!!

お天道様次第ですけど。

頭の中はいつでも能天気です ヾ(@°▽°@)ノ

あ、それとみかんは緑色ですが、切ってみると中身は

2014-08-25 日南

こんな感じです。

 


 

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