極早生みかんの現在の状況。

 

2014年9月20日(土)

朝晩の涼しさはすっかり秋のそれとなっていて、残暑というワードがこれほど出てこない9月は珍しいです。

そんな感じで秋になり、昼夜の温度差が大きいほどみかんの色づきが早くなります。こちらの地方でも極早生みかんの収穫が始まったみたいです。

三重県の熊野地方はみかん産地の中では小さな規模ですが、本州でもいちばん温暖な地域にあたり、極早生みかんの出荷は宮崎県産とともに最も早い産地です。

関東地方ではあまり馴染みのない三重県産みかんですが、中京圏では「極早生みかん」といえば三重県南紀産ということになっているらしいです。

当HPでは熊野地方と言ってますが、正式には三重県南紀地方といいます。他方の方には南紀と言われてもどこだか分かり難いうえに、東紀州と言ったり、さらにはすぐお隣の和歌山県に行けば紀南地方とか言ったリしてなんだかややこしいので、世界遺産で少しは名が知れてきている熊野という名前に乗っからせていただいています。

極早生「日南の姫」

2014-09-19 日南の姫

上の写真は極早生種の中でも成熟の早い「日南の姫-ひなのひめ」という品種です。北東農園では「日南の姫」「大分」「日南」と、3種類の極早生を栽培しています。

なぜ3種類なのかというと、収穫開始時期が「日南の姫」9月下旬、「大分」10月上旬、「日南」10月中旬というふうに少しずつずらすことで、成熟している期間の短い極早生みかんを少しでも長い期間販売するためと、労力が集中し過ぎないようにするためです。

この日南の姫に関しては、気温の高い9月に成熟期を迎えるので特に果皮が痛みやすく、完熟を待たずに収穫してしまいます。さらに一見着色が進んでいるように見えますが、結構青いものも多く、収穫のタイミングが難しい品種です。
さらにさらに樹や枝によっても食味のばらつきが大きく、お客様への直接販売はせずに市場にお任せしています。

9月収穫は大いに労力分散になるのですが、「色が早い」というだけでは魅力的な商品とはいえないのだなあ。でも数年前に比べると進歩は明らかだもんね。このまま10年ほど続ければ何とかモノになるかもしれません。楽しみです。

とりあえず収穫まではあと一週間くらいかなあ。

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