剪定と草刈りと(おさらいその2)

剪定と草刈りと(おさらいその2)

前回の続きです。

2023-05-21

5月中旬-剪定と草刈り-

病害虫の観察を怠りなく続けながら、冬場から断続的に続けている剪定作業を進めていきます。

柑橘の剪定というのは品種ごとに違う生育を把握した上で樹1本づつの健康状態を見ながら樹が大きくなり過ぎないように調整しながら込み入った枝を払って樹内の陽当りや風通しを良くしつつさらに着果と発育のバランスを取るという句読点のない長文を読むくらい分かり難い作業です。

まあ、剪定をしなくても樹は育つし果実も成りはしますが、放っておくと生産が不安定になったり病虫害の被害が増えてきたりと管理がだんだん難しくなってくるため、出来るだけ手を入れて管理するほうが望ましいとされています。

剪定の適正時期としては、枝が枯れ込む恐れがある真冬は避けて新芽が出る前の3月頃が望ましいと指南書には書いてありますが、一人で1haの広さを管理するとなると1ヶ月以上、合間に他の作業も入るので実質3ヶ月くらい掛かるわけで、2月頃に始めて新芽を見ながらの剪定からの花見剪定からの実ぃ見剪定(今ココ)などということになります。

実際には6月に剪定をしてなんの不都合があるのかは分からないのでまあいいかということになっております。

剪定にはさまざまな方法があって、いろんな人がいろんな提案していて最近ではYou Tubeなどで発信している人も多くいて、剪定講習会等といったものにほとんど参加したことのないコミュ障にとってはとっても便利な世の中になったなぁと感じます。

今まで自分がやってきたのと随分違うなぁ、勉強し直さなあかんなぁと思いつつ、見真似でやっても上手く再現できないのが常でございまして、あれやこれや見散らかしながらそれまでの俺流とかき混ぜて自分の畑の最適を探しているところでございます。

で、剪定の合間に葉面散布や防除を挟んだりしてると、知らないうちに雑草がぐいぐい大きくなっておるわけです。

2年ほど前までは親父と二人で完全精耕栽培(雑草が種を落とす前にすべて引き抜く手法)でやっていたのですが、二人がかりでなんとかこなしていた作業なので、親父が隠居した途端に間に合わなくなるのは当たり前の話。なのにその後も「せっかく今までやってきた事なので出来るだけやる!」などといったいわゆる無駄な抵抗に時間を浪費してしまってたので、今年はその反省から「見て見ぬふりをする!」に徹していたのですが、流石にジャマなんでありますね。

で、「とりあえず背の高くなる草だけ抜く」っていう。。あの、、これもムダなんじゃないかなぁ、タンポポ種付いちゃってるし、、

、、、

まあひとまずのジャマは取り除かれたので、今後のことは今後考えるとします。。