2017年4月22日(土)
桜の花が散り、それと入れ替わるように新芽の季節がやってきました。
冬の間も葉を落とすことのない常緑植物のみかんですが、収穫が終わったあとは枝も根っこもすべて活動を止め、寒さをやり過ごすためじっとうずくまるように佇んでいるようでした。
春になり気温と地温が上がる頃になると、ゆっくりと樹体内で養分が動き始め、そしてその圧力に押し出されるようにして新しい芽が膨らんできます。
それまで沈んだ色合いだった畑が、薄緑の新芽によって息を吹き返し、溢れ出すような生命力を感じます。
「よし!今年も頑張らねばね!!」と思うわけです。
暖かくなってくると
春が出遅れたせいで、桜と同じくみかんの芽吹きも例年より少し遅れているようですが、一雨ごとに芽が伸び、白い花も徐々に形が出来てきました。
それにつられて小さな虫たちも顔を出してきます。てんとう虫やらハエやらカワイイのやらそうでないのやら。
同じく目に見えない雑菌類の繁殖も始まっているはずです。
これから本格的な防除の季節がやってきます。
北東農園での防除内容はこちらで確認していただけます。