2022-04-08
隣の家の桜が満開を迎える頃、当園の「不知火」がやっと収穫に時期を迎えました。
そういえば毎年収穫しながらこの桜を見上げているなぁということを思い出し、今年は桜の満開も不知火の収穫もいつもより遅くて、ひょっとするとこの桜の満開が収穫の目安になるのかもしれんなぁ、とか思いながら収穫の準備に入っています。
まずは4月に入って急激に伸びてきた草を刈って、歩きやすいようにします。
鳥に食べられないように被せていた「サンテ」と呼ばれるストッキングを外します。
すでに落果したものやサンテを外したら傷が入っていたなんていうのもちょくちょくあって、収穫してみないとどれだけの箱数が確保できるのか予想がつかない。イカツイ割に繊細っていうのが不知火の大きな問題点だなぁ。あと酸味問題と。。
場所や樹の状態によってはまだ酸味が強く感じられるのもあって、そういうのは別っこに収穫して酸味が抜けたと判断してから販売するようにしているのだけれど、その見極めが難しくて、酸っぱいやつを箱に入れてしまっているのではないかという不安がいつも付きまとうのだ。試食し過ぎておなかが重たいです。
あとは腐敗予防のための殺菌剤を散布して、一日おけば収穫準備の完了です。
ただ全体的には昨年より小玉傾向で着果量も少ないです。販売量は昨年ほどの余裕はなさそうですが、いつもお買い上げいただいている方々にはお渡しできるかなといったところです。
一昨年の販売中止という事態はなんとか避けられそうで、ひとまずは、まあ、大丈夫かなといったところです。
数日で収穫を終えてから果皮の水分を減らすために数日保管します。その間に最終的な評価をして、食味レベルと販売個数を決めていきます。
北東農園では予約注文などは行わず、お客さんにお届けする一番近い段階での食味を基準に販売するか否かを判断しますので、直前になってからのお知らせでいつもバタバタと慌ただしくなってしまいますが、どうかご了承下さいませ。
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