中晩柑の生育状況-2021.1月

みかんの生育状況-9月

2021-01-06


2021年が明けて4日目から仕事を始めています。
今年は外出を控えたので、最高にヒマなお正月でございましたね。
その間食いっぱなしの呑みっぱなしです。自分史上最高にお腹周りが膨らんでおり、仕事初めで2度ほど脚立からズリ落ちる事態を引き起こして、スネがアザだらけになっております。
そういえば、濃霧の中なぜか自転車で登山中に崖から落ちそうになるというのが今年の初夢でございました。

というわけで現時点の生育状況をお知らせします。

中晩柑の生育状況。

昨年末で温州みかんがすべて終了し、残っているのは春に収穫される中晩柑(温州みかんを除く柑橘の総称)が4種類ほどです。

不知火

サイズは小玉から大玉までかなりマチマチ。樹勢(樹の健康状態)管理があまり上手く行っていない証拠なのです。
ただ全体的には例年より着色も早く、病虫害も少なめなのでまあまあ良い感じです。味は今のところ甘みより酸っぱ味がかなり優勢なので判断は不可能。

昨年は冬の暴風雨に見舞われ、9割廃棄という憂き目に遭いながらも、その対応策は一切取らず(というか取れない)、今年も3-4月まで樹上で完熟させてからの収穫を目指します。
このあとは一つずつ袋を被せていきます。

みかんの生育状況-9月

ブラッドオレンジ:モロ

赤黒い果皮色が特徴のモロですが、現時点では着色が始まったところなので赤黄色をしています。
果肉色もこれからといった感じで味もまだまだです。これから退色防止のサンテと呼ばれるストッキングのようなものを被せて4月の仕上がりを待ちます。
ちなみに今年は花付きが悪かったので、少し収穫量が少なめとなりそうです。

はるか

昨年ご好評を頂いた「はるか」は、色目だけを見るとすでに仕上がりの様相を見せています。が、甘みは全然まだまだ。冬を越えて春が進むにつれ、日に日に甘みが増していきます。
もともと酸味のない品種なので、どこまで甘みを乗せられるかが収穫の判断になります。このあたりはまだはっきりとした基準が見い出せていないため、収穫回数を分けてみたりいろいろと試行を繰り返している状況です。
昨年は4月上旬の収穫がベストタイミングだったようです。

レモネード

果皮色は緑色から徐々に黄色く変わりつつあります。いちおうレモンですが酸味も少なく糖度もさほど上がらない品種なので、今のところノーコメントとしか言えないお味です。
しっかりとしたレモン色に変わるの4月下旬頃が収穫時期となります。

収穫によって残り少なくなった果実めがけてヒヨドリが大挙して押し寄せてくるなか、天気予報によると、週末にかけて寒波も押し寄せてくるとか…

ジャマな腹回りにムチを打ちながら袋掛け作業を急ぎます。