カメムシはどうなった?

カメムシはどうなった?

2026-09-30

もういい加減にして雨止んでくんねえかなぁと思いながら、生乾きの作業着にこれまた乾いていない合羽を重ねてじんわりとした気持ちで枝吊り作業を続けております。

そんな中、カメムシによる被害の全容が見えてきましたのでお知らせいたします。

約1週間ほど前にカメムシの集団を発見し薬剤による防除を行なったのですが、一部の区画で多大な被害を出してしまいました。

カメムシは主に山林の杉やヒノキの毬果(種)を餌に増殖をし、食べるものがなくなると果樹園地に飛来してきます。そして新たな餌となるみかんや柿などの果実を見つけるとフェロモンを出して仲間を呼び寄せます。

そして園地を飛び回りながら針状のくちばしを果実に差し込み吸汁するのですが、被害を受けた果実はまだらに黄色く変色をします。

通常の着色ではこのような斑模様にはならないので、ひと目で被害果だと分かります。

成熟していない(果皮色が緑)時期に被害を受けた果実はすべて落果してしまいます。

数日後から落果し始めます。

最初に飛来して集まってきた樹などは集中攻撃を受けてほぼ全落果してしまいます。

カメムシを見つけた時点で殺虫剤を散布するわけですが、今回はすでに手遅れでしたね。摘果の手間が省けて良かったなんていうレベルではなかったです。

被害が大きいと気づいた時点で局所散布から全園散布に切り替えたのですが、羽が付いているカメムシは他所から次々と飛んで来るし薬剤の効果は数日しか続かない。

すでに落ちたものは諦めざるを得ませんが、もし成熟の進んだ果実が加害された場合、果肉内の変色や食味の変化が起きていても外観に変化がなく落果もしないという状態となり、知らないうちに箱に詰めてお客さんに送ってしまうという事態になりかねないのですね。

ひたすら早期発見し速やかに薬剤対処することが被害拡大を防ぐ唯一の方法なので、現在の最優先事項としています。

ヤツらは雨を気にせず活動するのでこちらも負けてはいられません。じんわりしている場合ではないのです。

なんでよりによって収穫量の少ない「ゆら早生」なんやろなぁ。

やっぱ甘いみかんに寄っていくのかなぁ。

しかし園地に草を生やし出してから虫の被害が増えてきたなぁ。

草刈りもっと頑張らないといけないなぁ。

隣の元みかん畑の雑木林もなんとかしてほしいなぁ。

その前に大きくなり過ぎて手に負えなくなった防風林(杉の木)どうにかしないと。。

そんなこと考えながら枝吊り作業を続けているのですが、時々やたら元気なカメムシが飛んでる。。

すわ新手やん!

雨降ってるから防除できやんやん!!

とりあえずとっ捕まえては捻り潰したりなんぞしているわけですが、まあ当然間に合いませんね。

早く雨よ上がれと願いつつ、いつしか臭いも気にせず指で捻り潰せるようになってる自分に若干戸惑いも感じつつ。

しかし、ヤツらは凶暴で時々こちらに向かってきます。手を数カ所と服の中に入り込んできたヤツに肩と首を噛まれ(刺され)ました。
ムカデに噛まれたときのような痛みとその後の痒み、そして茶色いシミがいつまでも残ることになります。

ワシはみかんかよ!!(首が落ちないことを願います)

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