カキ殻のカルシウム肥料。

2015年2月28日(土)


「一年がどんどん短くなるよなあ。」

確定申告の時期になるといつも思います。
一生を一年で割ると子供の頃は10分の1だけど今は30分の1だもんなあ(すっごいサバ読みましたよー)、なのにやり方全然覚えていないのはなぜなんだろ。

毎年手引書首っ引きです。

カルシウムの補給

書き忘れていましたが、先日の肥料散布にさかのぼること10日、カキ殻石灰を施用しました。人間と同じようにみかんなどの植物もミネラルを必要としていて、そのなかでもカルシウムは食味や日持ちなどに係わる重要な要素となっています。

昨今土壌の酸性化が問題になっていて、それをを改善する効果もあり、PHの値に応じてアルカリ性の強い生石灰や消石灰を施用して作物に合わせてバランスを取るのが一般的です。

しかし北東農園の場合は以前から、なぜかPHが高くて6.5-6.8くらいの中性の値を示します。みかんの適正値とされる弱酸性の5.0-6.5より高いのが気になっておりました。

土壌がアルカリ化していく大きな要因の一つにカルシウムの過剰投下があげられるのですが、うちが使っているのはカキの殻を粉末にしたもので、PHを上げる効果が少ない資材だし、おまけに施用量も通常の半分。土壌PHが高くなる理由はカルシウムのせいではないだろうと思いながらも、数年間カルシウム施用を止め、マグネシウム肥料を酸性のものに変えて対処してみました。

PH値が上昇する理由

そのおかげで少しずつPHが下がってきて、一昨年の2月時点で6.0-6.5くらいまで改善されてきたのですが、そもそも土壌PHが高くなっている理由がはっきりしないと、この先もカルシウム施用に気を使うことになり、カルシウムが品質向上に役立つという要素を無視するのはとても背中がモゾモゾする感覚です。

というわけで、いろいろと調べたり聞いたりしてみたのですが、納得する答えが得られません。
酸性化する理由や対処法などは簡単に出てきますが、その反対は砂の中の金貨です。

「そんなはずあるかっ!」から始まって「石灰やり過ぎ!」「センサー壊れてんのと違うか?」

まあ実際センサーは壊れていて買い替えることにはなりましたが、散々な言われ方をしてそのうえどれもこれもピンときません。

そんななか

「いつ測ったんなら?」

「え?…施用時期やから…2月。」

「根っこ出てくんの5月やで。その時に測らなよ。」

「……。」

そして2013年5月のとある日。

5.8-6.2

おお~!! ヽ( ´._ν`)人(´ν_.` )ノ

理由はともあれ治ってよかった~♪

いやいや、治ってはいないですけど。

その金貨が言うには、結局土壌PHというのは冬場の乾燥状態で測れば高い値が出るものだし、有機質資材を使っていれば、上がりはしないにしろ下がり難いということで特段気にする必要はなし。

そもそもミネラルの欠乏症とかが出てもいないのに、右往左往する必要なんてまったくなし!!
数字に振り回されるなんて修行が足り~ん!!!

ということになりましたです。

m(__)m

そんなわけでカキ殻肥料復活です。

2015-02-07

うっすらと雪化粧のようにも見えますが、これが鳥羽産の牡蠣でございます。ごくまれに真珠が入っている場合があるそうです。